
ビジネス
米B2消費者信頼感3月は92.9に低下、期待指標は12年来の低水準
2025-03-25
著者: 花
【ワシントン 12日 ロイター】 - コンファレンス・ボード(CB)が12日発表した3月の消費者信頼感指数は92.9と、前月から7.2ポイント低下した。低下は4ヶ月連続で、ライターが示すエコノミスト予想の94.0を下回った。
現在の景況感を示す現状指標は、前の月から1.4ポイント低下し136.5となった。これには、所得や就業環境に対する不安が影響しているという。
ところが、短期的な見通しを示す期待指標は、過去12年の低水準である91.6となり、11年ぶりの低水準を更新した。このデータは、金利の上昇やインフレ、未曾有の経済不安といった要因が消費者の心理に影響を与えていることを示している。
特に、今年に入ってから物価の上昇が続いており、これに対する消費者の不安が高まっています。次回の連邦準備制度理事会(FRB)による金利政策が消費者の信頼感に与える影響も注目されている。
経済専門家たちは、この信頼感の低下が今後の消費にどのような影響を及ぼすかを懸念しており、特に小売業界の経済活動に影響を与える可能性があると指摘しています。