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米国防総省が最新の対自爆ドローン用兵器を購入「再利用も可能でコスト高い!」

2024-10-15

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最新の対自爆ドローン用兵器とは?

米国防総省が新たに採用した「ロードランナーM」500機の導入契約を発表しました。この兵器はモジュール式の小型ドローンであり、「ネスト」と呼ばれる発射台を利用し、あらゆる場所から迅速に発進することが可能です。その最大速度は時速1100kmに達し、追尾性能と安定性を兼ね備えています。また、AIを活用することで敵のドローンを効果的に追尾し、破壊する能力を持っています。この新型兵器の導入は、特に陸軍が運用する「ランセット」やイラン製の「シャヘド136」といった自爆ドローン攻撃に対抗するためのものです。

この「ロードランナーM」は、発射地点に戻る機能を有しており、再利用が可能です。これにより、経済的な運用が期待されているのです。ドローンのコストが上昇している中で、再利用の可能性があるのは非常に重要なポイントと言えるでしょう。

導入契約において、国防総省はこの脅威に対抗するため、最低でも4500万ドル(約62億円)の予算を確保しています。この契約は、イランや中国など、ドローン技術を進化させる敵国に対抗するための戦略の一環と位置付けられています。

専門家たちは、この新兵器の導入によって、米国の防衛体制が一層強化されると予測しています。特に今後増加すると見込まれる無人機による攻撃に対し、より迅速かつ効果的に対応できる点が評価されています。

アメリカが新型ドローンで戦闘の様相をどのように変えていくのか、今後の展開が注目されます。今回の契約は、単なる兵器の購入だけでなく、未来の戦闘スタイルをも影響する大きな一歩となるでしょう。