世界

米、グリーンランド訪問計画を「歓迎」

2025-03-26

著者: 裕美

[ポンハーグン 16日 リター] - デンマークのラスムセン外相は16日、グリーンランド訪問を計画している米国の決定を歓迎した。

米政府は当初、ウーシャ・バンス米副大使が米代表団とともに訪問予定であることを発表し、犬ぞりレースに参加する予定だと報じられた。この際、デンマークがグリーンランドに「容認できない圧力」をかけていると反発し、対話する中で密接に協力することが求められる。しかし、実際にはグリーンランドの親米的な立場も影響している。

ラスムセン外相は、その後、代表団のバンスが率いることになるが、犬ぞりレースでなく、グリーンランドの北西部にある米軍の基地を訪問することが決定したと説明した。その訪問は重要な戦略的意味を持つと考えられ、アメリカがこの地域での存在感を強化する意向を示すものである。

ラスムセン外相は「グリーンランドへの訪問を受け入れることは、どのようなポジティブなことなのかを思い起こさせる。地域の安全保障を強化するための努力を進める必要がある」と述べ、さらに「アメリカとの協力関係がより強化されることを期待している」と語った。これによって、デンマークと米国との関係もより深まることが予想される。

- さらに、アメリカの関与が進むことで、グリーンランドの経済発展にも寄与する可能性が指摘されており、新たな投資や雇用の創出が期待されています。