テクノロジー

OBS Studioの最新ベータ版でKepler世代GPUがサポート外に!その影響とは?

2024-10-11

著者: 蒼太

オープンソースのライブ配信ソフト「OBS Studio」の最新ベータ版「バージョン 31.0.0 Beta 1」が9日に公開されました。この更新により、Kepler世代のNVIDIA製GPUがサポートされなくなることが分かりました。

Keplerアーキテクチャは、主にGeForce 600/700シリーズで採用されていたもので、代表的なモデルには「GeForce GTX 680」、「GeForce GTX 780」、そして「GeForce GTX TITAN Z」などがあります。今回のベータ版では、Kepler世代GPUのNVENC(ハードウェアエンコーディング機能)が今後サポートされなくなると説明されています。

NVIDIAは2021年10月にKepler世代GPU製品のサポートを終了し、その後は致命的なセキュリティ脆弱性へのアップデートを提供していましたが、この措置が2024年9月まで継続されるとアナウンスされています。これにより、Kepler世代のGPUを使っているユーザーは、新しいOBS Studioの機能を利用できなくなる可能性が高くなります。

これは、今後のストリーミングやゲーム配信を考える上で大きな影響をもたらすかもしれません。特に、これらの古いGPUを使用しているユーザーは、ハードウェアのアップグレードを検討する必要があるでしょう。ストリーミングの質を向上させ、最新のソフトウェア機能を活用するためには、最新のグラフィックカードへの移行が有効です。