エンターテインメント

「おむすび」が朝ドラ史上最低の視聴率13.1% 「ゆるかめ」と2.4ポイント下回る

2025-03-31

著者: 裕美

28日に最終話が放送されたNHK連続テレビ小説「おむすび」(第125話)の期間平均視聴率が関東地区で13.1%となり、過去の朝ドラで最低記録を更新しました。前作の「虎に翼」の期間平均は16.8%でした。

「おむすび」は橋本環奈演じる青春時代のヒロインが、「ギャル」たちとの出会いを通じて一人前の社会人として成長していく物語です。沿岸地方で発生する各種災害や、地域の人々の日常を描きながら、視聴者の心に訴えかける内容が話題を集めました。

しかし、最終回の視聴率が低迷した要因として、視聴者の期待を裏切る展開があったとの声が上がっています。新しいキャストの投入や多様なストーリー展開が試みられましたが、主に30代以上の視聴者からは不評を買った模様です。

また、今年に入ってからのNHK朝ドラは全体的に視聴率が低迷しており、ドクター系のドラマも含め、視聴者の関心を引きつけることが難しい状況にあります。視聴者は新しい世代のストーリー構成よりも、従来の安心感を求めているのかもしれません。今後、NHKは視聴者のニーズに応える作品作りやプロモーションが求められるでしょう。次回作に期待が寄せられていますが、「おむすび」の低視聴率の教訓を踏まえての改善が期待されます。