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【ONE】武尊「自分が弱かっただけ」リプライに意欲も今後は明言せず…【試合後インタビュー】

2025-03-23

著者: 芽依

▷「ONE 172:武尊 VS ロッタン」23日、さいたまスーパーアリーナ

メインイベントでロッタンに1ラウンドKO負けを喫した武尊が、大会終了後にメディアインタビューに応じ、「自分が弱かっただけ」と振り返った。

【動画】武尊、衝撃の1ラウンドKO負け…試合開始から80秒、ロッタンの硬直に沈む

試合は1ラウンド序盤でロッタンのパンチを被弾した武尊がダウンし、立ち上がろうとしたが足に力が入らず立てない様子を見せ、カウントを10まで数えられ試合終了となった。試合時間はわずか80秒だった。

試合終了後、1時間半ほど経過してから姿を見せた武尊は、「追い込みからこの試合までにかけての期間、全く次のこと考えずに、この試合で体が全部潰れてもいいくらいに追い込み続けてた。そして、試合後にそう思うくらいの結果になったので悔しさもある」と心境を吐露。今後については「やりたいって言われてもわからないですけど、ちょっと冷静になって考えて、やっぱり正式に発表したい」と発言した。

試合の結果に関しては、「ダウンから復帰を待っていたんですけど、あそこで立ってもどうなっていたか分からないし、あのときには何も感じていなかったのですけど、現状としては、自分が弱かっただけなので」と冷静に自らの戦力を分析。

今大会は「日本vs.世界」をテーマに、日本の強豪選手が世界のトップファイターと対戦した。伝説的なファイター、吉成名高や秋元義裕、そして地元・東京の強者たちが試合に臨んでおり、ファンの間では非常に注目を集める内容となった。

武尊は「ONEの大きな大会を日本でできたことは本当にありがたいことだし、選手たちが集まって一丸となり世界と戦えるのは嬉しかった」と大会を振り返り、一方で「自分が勝っていないのがどうにも悔しい。もっと良い結果を残すには次回こそ頑張らなければいけない」と意気込みを語った。

チャンピオンのCEOはロッタンとの再戦を希望している様子で、武尊については「リプンジもリプライしたいですけど、今はちょっと先のことは考えられない」と意欲を見せつつも、未来を見据えた言葉を残した。

この試合はボクシング界における話題を再び提供し、更なる関心を集めることとなった。武尊の次なる戦いにも注目が集まる。