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「パンディパン麺」も表示可能に ~Dev版「Windows 11」Build 26120.1930でテスト開始

2024-10-07

マイクロソフトは10月4日(現地時間)、Devチャンネルで「Windows 11 Insider Preview」Build 26120.1930(KB5044388)のリリースを行った。このビルドでは、UnicodeのCJK統合漢字の拡張G、H、Iをサポートした新しい簡体字中国語フォント(Simsun-ExtG)が追加されている。

このフォントには、合計9,753の表意文字が含まれており、特に注目されるのは「パンディパン麺」の文字(U+30ロ)も表示可能な点である。また、Unicode CJK統合漢字拡張G 30000-3134A(4,939文字)、拡張H 31350-323AF(4,192文字)、拡張I 2EBF0-2EE5D(622文字)も含まれている。

これらの文字を表示するにはアプリケーション側も対応が必要だが、OSが文字を含めるようになったことで、対応が進むことが期待されている。

さらに、Build 26120.1912からDevビルドでも段階的に導入されていた新しい「Windows Sandbox」機能のプレビューが開始された。ランタイム(実行時)クリップボードリダイレクト、オーディオ・ビデオ入力コントロール、ホストとのフォルダー共有機能がサポートされるなど、コマンドラインでの実行が初期実装されている。

これにより、ユーザーはセキュリティ環境下でのアプリケーションの試験やプログラミングの効率が向上することが期待される。新機能の導入は、Windows 11の利便性を劇的に向上させる可能性があり、ユーザーの待望の新体験を提供することになるだろう。