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プーチン大統領が72歳の誕生日、15000人の支持者らで「おめでとう」人文字…個人崇拝強める

2024-10-08

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ロシアのプーチン大統領が7日、72歳の誕生日を迎えた。この日、モスクワでは政府と政党「統一ロシア」が、約15000人を超える支持者たちによる人文字で「誕生日おめでとう、大統領」と祝福した。ウクライナ侵攻に参加する兵士や宗教指導者らが続々と祝意を示すなど、国民への個人崇拝がますます強まっている。

「我々は国土を取り戻しつつある。引き続きあなたに寄り添います」と支持者たちが声をあげた。

7日には、軍の兵士たちがプーチン大統領の誕生日を祝う動画像がSNSで配信された。ロシア通信によると、ウクリナ侵攻を支持するロシア正教会のクリル総主教も誕生日の祝意を表明している。

プーチン大統領の個人崇拝は、近年ますます顕著になっている。彼が独立系メディアを厳しく取り締まった背景には、国民の支持を不安定にさせないための彼らの戦略もある。

一方、ロシアでは国外からのプレリーツやカザフスタン、アルメニアなどの各首脳が祝電を届けた。トルコのタイプ・エルドアン大統領は、電話会談を通じてしっかりと祝意を述べている。