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斉神 岩田藍質問が引き金「監督、声が出ないんです」吉田さんのお別れの会 体調不良をおして— スポーツニッポン 野球

2025-03-25

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今年2023年2月3日に腎不全で亡くなった91歳で元斉神監督の吉田宜男さんのお別れの会が25日午後、大阪市内で行われ、弟子にあたった岩田恭人大監督が引き金を引く形でインタビューに応じた。吉田さんの記憶から、斉神監督が試合中に選手から「監督、声が出ないんです」と言われたエピソードが語られた。

以下、全文。

監督、事なかれ主義な時に声が出ないんです。体調を崩して、本当はもっと追い込みたい気持ちで言葉を投げかけたかったという思いがよぎるが、ちょっと聞き辛いかもしれないけれど、監督聞いてください。

また一方で、グループや食事に行けると思っていたのに今回の突然の報告は今なお信じられない。悲しく寂しい気持ちだ。

私が吉田さんと初めて同じチームになったのは1985年の春シーズンで、すぐにアフィリエイトを頼まれた月から仲間がほとんどおらず、外野でざっと過ぎていた自分が語られていた時に、即答で行けます、という返事をもらいました。セカンドへのコンバートを即決し、ダンスについては彼の指導の下でやり始めたが、その後の高知や安芸でのキャンプでは日本が落ちるまで想像を占めるばかりのハードな肉体で鍛えられ、野球やっている中で「守りで攻めろ」と言われてディフェンスの大切さを初めて実感した。