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日本産「エルグランド」が15年目の大変身へ! 燃費増も、BEV化はおあずけ?

2024-11-24

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日本の高級ミニバン「エルグランド」のフルモデルチェンジ情報が入手され、その最終デザインを予想した。この新型は2025年後半に予定されており、ライバルのトヨタ「アルファード」以上の存在感を持たせることが使命となる。

1997年に誕生したエルグランドは、「高級ミニバン」として新たに市場を確立し、人気を博してきた。しかし、アルファードの登場により、地位が脅かされることもあった。第3世代となる現行型は2010年にデビューし、すでに14年が経過している。かつては生産終了さえ心配されていたが、これからの展開は次期型に期待が高まる。

現在の市場トレンドにおける世代交代は、15年から6年のサイクルに移り変わっている。そのため、次期型では、「フルモデルチェンジ」が待望されている。日本産は、ジャパン・モビリティテクノロジーにおいて2023年に、BEV(バッテリー電気自動車)の「ハイパークアラリー」コンセプトを公開、これが時期エルグランドを示唆したモデルとも噂されている。

次期エルグランドは、新プラットフォームを採用し、ボディ剛性を強化、エクステリアデザインも完全新設計となる。コンセプトカーをベースに、切れ味のあるリアや、直線的なキャラクターラインなど、シェープデザインが特徴。さらに、フルLEDが搭載され、ドライビングアシスト機能が充実することが期待されている。

日本のエルグランドは次期型で、全体の7割にあたるハイブリッドモデルを導入する見込みだ。更に、新たなハイパフォーマンスモデルもラインナップする可能性があり、これには新しいV6エンジンや1.5リットルターボが登場するかもしれない。特にEVの採用については、世界的に流行している中、小型EVに向けた進化が見込まれているが、バッテリーの性能向上が大きな課題となる。未来のエルグランドがどのように進化するのか、注目です。