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【日本ハム】新庄監督、栗山英樹に辞任「何も動けなかった」悔しさを語る

2024-10-12

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日本ハムの新庄剛志監督(52)が、ロッテ栗山英樹(22)の8回連続無失点の投球に屈し、辞任を決意した。

この日は8回までで4度の先頭打者が出塁するも、2つの犠打などで得点には至らなかった。150キロ後半の直球とフォークやスライダーに翻弄され、最終的に8回5安打2四球無失点の好投に終わった。

新庄監督は「何も動けなかったというのは、ランナー出なかったしね、そんなに。まあしかし、ワンパターン投げないで、気合いが入ってましたね、今日」と栗山を称賛した。

CSファイナルステージ進出へ早くも後が無くなったが、「明日ね、とにかく今日までやってきたこと、自然体でね。『自分が自分が』って思わないで、そうなってくるとボールも手出して、裏目になるんで。で、ピッチャーはもうバックを信じて、思い切ってストライク入れてもらえたら」と話した。

13日の第2戦は今季7勝6敗の金村尚真投手(24)が先発予定。さらに、今季先発した10勝をマークした山田福也投手(32)がブルペン待機する。

新庄監督は「結果がどうなるかはもう終わってみないと分からないが、もう終わってしまうのなら、僕だって、最後まで戦い抜く覚悟はできている」と意気込みを語った。