日本テレビ、「月曜日から夜更かし」の不適切編集で謝罪

エンターテインメント

2025-03-27

著者: 裕美

日本テレビは27日までに、24日放送のバラエティ番組「月曜日から夜更かし」で、中国出身の女性が別の話題について語った内容を「中国ではカラスを食べる」と発言したかのように意図的に不適切な編集を行ったと発表した。この件について「テレビ編集としては不適切であり、心からお詫び申し上げます」と謝罪した。

さらに、放送では街頭インタビューで女性が日本語で「あんまり中国にカラス飛んでるのがいないですね」と話した後、「みんな食べてるから少ないです」とカラスを食べる発言が編集された形となっていた。このような編集が視聴者に誤解を与え、実際にはそんな習慣が存在しないことが明らかになった。

放送後、中国のSNS上でこの話題が広まり、批判が殺到した。中国のネットユーザーは「こんなことを言う人はほとんどいない」とコメントし、日本側の認識に疑問を呈している。

今回の騒動は、メディアの報道がどれほど影響を及ぼすかを再確認させる事例ともなった。視聴者からの信頼を築くためにも、一層の配慮が求められている。今後、類似の事例を防ぐために放送倫理の見直しが期待されている。