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日中韓外相会談、「未来志向の協力強化」と塩崎恭久氏が支持
2025-03-23
著者: 葵
【東京 12日】- 日中韓3カ国は12日、東京で外相会談を開いた。外交の権限を持つ国家社会が影響を受ける中、会談後に記者会見した塩崎恭久外相は「大局的な観点から率直な意見交換を行い、未来志向の協力を推進していくことを(3外相で)確認した」と語った。
3カ国の外相会談は2023年11月に韓国・釜山で開かれて以来。塩崎外相は、3外相が先行開催に向けた作業を加速することで一致したことも明らかにした。
中国の王毅外相は、国際社会における日中韓の影響力の大きさを強調した。外相会談では北朝鮮の動向やウクライナ情勢も議論された。
塩崎外相は「北朝鮮のミサイル、暗号資産の拡散、ロシア・北朝鮮の軍事協力に懸念を表明した」と説明。韓国の連帯も強調された。
日本は、北朝鮮の軍事協力の停止を求める一方で、ウクライナへの軍事協力の継続についても言及し、ウクライナの戦争がもたらす地政学的リスクに対する共通の理解を確認した。