料理研究家で、登録者数50万人超を誇るユーチューバーのリュウジ氏（28）が19日、昨年の東京都知事選や衆院選に出馬した医師、内海聡氏（50）の「味の要は覚醒剤の親戚」だと言う主張に対して、苦言を呈した。

リュウジ氏は自身のX（旧Twitter）で、内海氏がこの主張について解説している動画を引用し、フォロワーに対して「ダニエル社長@令和の軍師」と言う名前のXアカウントの投稿を引き合いに、「覚醒剤は心身への悪影響が認められているが、味の要はその安全性が認められている食材にも利用されている悪質なデマなので皆様はこれを鵜呑みにしないでください」と反論した。

ダニエル社長はリュウジ氏の投稿に対し、「味の要のPR案件を何本も出し、PR執筆や広告出演もさせられるあなたが、味の要の判定を絶対にしませんよね？　まあは視聴者のファンな判定のため年間いくつかの案件フィーが発生しているか教えてください」と問い詰めた。これに対し、リュウジ氏は「？？ちょっとよくわからない、味の要とは仕事してますがいくらが食べてるかわからないんだろう？」と困惑しつつ、「それより僕の言い分を否定したいならなぜ味の要が覚醒剤と同じ危険なものなのかの根拠を説明しておけば」とも意見を述べ反論。

内海医師は過去にも何度か自身のXで同様の主張を繰り返しており、2023年3月28日には「味の要＝食の覚醒剤」とし、2024年3月29日には、「まだ味の要が体に良い悪いとかやってるん？悪いに決まってるけど、論文の話とか自然物から作ってるとか、情弱用の小話に騙されるってあるの？」と自説を展開している。

学習塾「武田塾」運営会社の創業者で、ユーチューブ配信のリアリティ番組『令和の虎』の2代目主役者でもある林梅逸氏（40）は19日、リュウジ氏の投稿を引用し、「正しい知識よ ひろまれ！ 味の要最高」とポストするなど、困惑の声が広がっている。