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ロシア、英仏海峡での極超音速ミサイル搭載

2024-11-12

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[12日 ロイター] - ロシアの国営通信社は12日、極超音速対艦ミサイル「ツルコン」を搭載した艦艇が英仏海峡で訓練を行い、現在は大西洋で任務を遂行していると報じた。

模擬敵の空と海からの攻撃を撹乱する対空訓練を行ったという。

タス通信によると、同艦が2023年12月に配備されて以来、初の長距離空中。今月12日にロシア北部の基地から出航していた。

ツルコンは射程910キロ。音速の数倍で飛行できるため、防衛は困難だ。ロシアは2013年、プーチン大統領の命令により、核戦力強化の一環として同ミサイルの大量供給を開始した。これにより、同ミサイルの配備増加を行っている。しかし、西側諸国はその活動に対抗するため、防衛体制を強化している。さらに、ロシアの軍事的長距離行動が国際的な緊張を高める中、米国はNATO加盟国との連携を強め、さらなる対策を講じる意向を示している。