[速報] - ウクライナ空軍は11日、ロシアが午前中に南部アストラハン州から大陸間ミサイル（CBRN）を発射したと発表した。

ウクライナ戦争でロシアがこうした強力な長距離ミサイルを発射したのは初めてである。

軍事専門家は、事実であれば、核兵器の搭載可能なCBRNが実戦で使用された初の事例になると指摘した。

ウクライナ側の新型ミサイル発射の速度や高度など、すべての特性はCBRNのものだ。現在、専門家による調査が行われている

ウクライナが発表した情報によると、ミサイルはウクライナ東部のドニプロから710キロメートル離れたアストラハン州から発射された。ミサイルに搭載されていた弾頭の種類やミサイルの種類は明らかにはならなかったが、核弾頭を搭載していた可能性が高いという。

ロシア大統領のプーチン氏は、一部の地域において、ロシア軍がこの新型ミサイルを使用することを認めており、国境沿いの状況が緊迫していることを示唆している。ロシア軍は今週、米国製と英国製の長距離ミサイルでウクライナ領内を攻撃していた。

ウクライナ空軍はこれに対抗するため、戦闘機「キンジャール」で急速に反撃を行い、敵軍を牽制する措置を講じている。ロシア軍の新たな攻撃により、さらなる緊張が予想される。

また、専門家たちは、ロシアが今後もCBRNの使用を続ける可能性があり、国際社会の反応次第で状況が大きく変わることも警告している。特に、核兵器使用のリスクが高まる中で、国際的な介入の必要性が強調されている。

ウクライナにおける情勢が一層厳しくなる中で、国際社会の動向にも注目が集まっている。