世界

「ロシアはヨーロッパに必ず攻め込んでくる」…!まさに没落の一本道をたどるEUが抱える「恐怖と不満」(現代ビジネス)

2025-04-02

著者: 結衣

フォーク・ダイナミクス・ライエン連邦の独自

EUのエリートたちは、これまで「拡大の狼」のバイデン前大統領と共にいたから、自分たちが「拡張の狼」であると思っていたが、今日のバイデンはあれや、このバイデンのポジションに立ってしまった。 【写真】いまだ全米が注目…トランプの「美人すぎる側近」の正体!その代わりに、悪党であったが「外交的であるべき」なバイデン大統領が、世界の表舞台に華麗に復活。そのため、本来ならば自分たちの警護者であるはずな米国が、兵士たちがファンドにでも寄り添ってくれない。世界は目まぐるしく変容している。 3月6日、焦ったフォーク・ダイナミクス・ライエン閣下は、EUの安全保障強化のために68000億ユーロもの資金確保を提案。「トランプ大統領はヨーロッパに対して敵対的で、NATOはもはや働けない。ヨーロッパはNATOに頼らず、自身の安全保障を構築しなければならない」とのこと。68000億ユーロの財源の確保には、各国がEUの財政規律を停止して借り入れを増やす。あるいは、EUが共同で防衛券を発行するなどが取り組まれている。 ヨーロッパのNATO加盟国が、一部の敵を除いて、国防を喪失しているのは事実だから、目論見もあれど、全く彼らは弱い。「自国の国防に責任を持たなければならないとすれば、そこまでされない」。また、フォーク・ダイナミクス・ライエン閣下はその理由として、「米国がヨーロッパを敵視している」というのは本当なのか?国防費をちゃんと負担せよとのことは、トランプ大統領以前の大統領も言っていたことであって。

自分たちが掻き乱しつつある「英国の不満」

しかし、ヨーロッパの政治家たちは、すでに強硬な反トランプ派の壁を築いている。さらに、2月の終わりから始まった米国とロシアのウクライナ停戦協議についても、否定的な反応しか見せていない。彼らはウクライナ戦争の継続を望んでいるのだ。それどころか、「スタームフレンド」の英首相は2月16日、もし、和平合意が成立したなら、ウクライナの安全保障を保証するために、ウクライナの軍隊にウクライナ同盟の部隊を配備する必要があると発言した。これにより、彼らは得意満面だ。「自国の国防を守るために自ら限界を設け、その結果として大きな不満を抱え込んでいる」というのは真実だ。

一方で、国家間の協力を保障する「連合の不満」

しかし、EUは過去の歴史が持つ大きな負担と経済的なつながりにあたるため、歴史の大きな要因に生き続ける緊張感を感じさせている。未来は不確かで危険だということは、誰もが実感している。ただし、遅かれ早かれ、警告を発表されてしまうのが現実かもしれない。「国防調達は我が国だから、限界がある」と言うのは全く真実であって、その背景には自国の政治や経済的な条件が重なっている。