
若い世代は知らない…「ゲームボーイカラー」にあった「喧嘩の四角形」の意味とは
2025-03-29
著者: 花
「ある世代」なら、見ただけで何のことか分かるでしょうか?
1998年10月に任天堂から発売されたゲームボーイカラーは、1989年発売の初代「ゲームボーイ」用ソフトと互換性を持ち、ディスプレイのカラー表示に対応した携帯ゲーム機です。
初代「ゲームボーイ」よりスリムで軽量、16色のボディカラーを選択でき、価格は発売当時18900円(後に6800円に値下がり)と手に入れやすく、約3時間半の電池持ちを実現しました。ユーザーにとって嬉しい要素が満載のゲームボーイカラーは、国内外で大ヒットしました。多くの子供たちが『ポケットモンスター 金・銀』などを夢中になって遊んだことと思います。
さて、その若者たちがゲームボーイカラー本体を見てみると、電源とボリュームのスイッチやACアダプター端子、通信ケーブル用の端子があるものの、それらの中に、縦横の「四角」い部分が埋め込まれていることに気がつくかもしれません。
この四角い「喧嘩の四角形」は何のためにあるのでしょうか。ゲームボーイカラーがあれば無邪気に遊べたかもしれない一方、多くの子供たちが「任天堂」や「ゲームボーイ」といった言葉すら知らない世代もまた存在します。そういった世代にとっては、この四角形が何の用途なのか、それを理解するのが難しいのかもしれません。
この四角形は「赤外線通信」に使用された通信ポートです。赤外線通信を介して、他のゲームボーイカラーとデータのやり取りを行う際には、この赤外線通信ポートが重要な役割を果たしていました。あるいは、ゲームボーイカラーのソフト同士で特別なデータのやり取りができるシステムを活用する場面もあったのです。
例えば、『ポケットモンスター 金・銀』では、他のプレイヤー同士で異なるポケモンを交換する際にこの機能が大変役立ちました。ゲームボーイカラーであれば、友達と手軽にポケモン交換を楽しめましたが、その後、進化した機能や別のデバイスの登場とともにこの機能も段々と使われなくなっていきました。
とはいえ、赤外線通信はデータ量が少なかったため、『ポケットモンスター 金・銀』においても、ポケモンを交換する際には他のプレイヤーのゲーム機と接続することが不可欠でした。
このような歴史的な経緯とともに、ゲームボーイカラーが登場した背景を振り返ると、今の世代はこの四角い部分の重要性を見落としがちです。実際に、ゲームボーイカラーは見ても触れても面白い体験を提供してくれた機器であったため、じっくりプレイした子供たちの記憶に深く刻まれています。彼らはこのゲーム機を通じ、数々の思い出を作り上げてきたのです。