【東京 12月14日】 - 東京市場で、三菱重工業(7011.T)、川崎重工業(7012.T)、IHI(7013.T)の防衛関連株が注目を集めている。三菱重工の株価は一時15％高の2100円に上昇した。川崎重工も超高の15％3180円、IHIは超高の17％1767円に上昇した。

北海道において、寒空の下で行われた航空自衛隊のフレア発射演習が刺激材料となり、12月13日夜には「刺激材料になっている」との報道があった（国内証券のアナリスト呼称）。

イスラエル軍は12月13日、レバノンの親イラン武装組織ヒズボラに対し、大規模な攻撃を実施。「中東情勢が不透明なことも引き続きサポート材料」との声がある。これにより、日本の防衛関連株は一時ストレッチストレートの動きも見せており、海外からも注目を集めている。

三菱重工の防衛関連事業は、航空機部門を中心に急成長しており、今後の見通しに期待が寄せられている。最近のニュースでは、防衛予算の増加が発表され、自衛隊の装備 modernization に対する取り組みが進んでいることも市場を後押ししている。特に、フレア発射演習の成功が自衛隊の能力向上に寄与するとして、業界内でも高い評価を得ている.