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上野動物園の3歳の双子パンダに「圭姉妹の子供」が登場…その“意外なわけ”とは?
2025-03-20
著者: 裕美
東京・上野動物園で先日、3歳の双子パンダの前に、職員が子供を持ち込む動きがありました。この動きは、SNS上でも話題になり、「どういう意味があるのだろう?」や「おやつはダメだよと教えるため?」など、さまざまな見解が寄せられました。
これは、彼女たちにとって心身ともにより健康に生活できるよう環境を整えるための取り組みです。野生のパンダに比べ、行動範囲が制限されている動物たちの健全さを維持するため、十分な運動量や刺激を提供することが必要とされています。
新たに持ち込まれた子供は、上野動物園が誇るオスのシャオシャオ(小小)とメスのレイレイ(玲玲)の双子です。どのパンダの子供を持ち込むかは、同園内にいる他の個体と共に検討された結果です。また、パンダの繁殖に関する知識を広める意味も込められています。
この双子は、2024年9月に中国へ帰る予定があり、園側はその間に環境に慣れさせるための工夫をしているとのこと(参考:『李李とシャオシャオ帰国1カ月前詳報』)。
上野動物園では、子供のパンダに対する観察・研究が行われており、科学的なエビデンスに基づいた飼育方法が取られることが期待されています。それにより、より良い環境を提供し、健康的に成長する双子パンダの姿が見られるでしょう。