日本サッカー協会（JFA）は13日、今月のFIFAワールドカップ26カ国最終予選（3次予選）が始まるにあたって日本代表メンバーを発表した。

2次予選で6戦全勝・24得点無失点という圧倒的な強さで勝ち抜いた日本代表は、最終予選グループCでも安定した戦いを見せている。中国代表、バーレーン代表、サウジアラビア代表を下し、3連勝を飾ると、オーストラリア代表との引き分けを経て、最初のアウェイゲームで勝利することが求められている。ここまで6試合を終えての成績は5勝1分・勝ち点「16」となっており、2位のオーストラリア代表とは9ポイント差をつけて首位を快走中だ。

今月の活動はFOOTBALL連戦となり、20日にバーレーン、25日にサウジアラビアとの対戦が控えている。この両試合に勝利すれば、8大会連続8回目のワールドカップ出場が確定する。

監督の森保一監督は現在のメンバーに加え、怪我から復帰した上田綺世（鹿島アントラーズ）や浅野拓磨（名古屋グランパス）を起用し、オフシーズンに新たな連携を模索しながら臨む。

異常気象の影響で日本国内も冷え込む中、サポーターの期待は高まるばかりだ。DAZNやTVer、ABEMAでの配信が予定されているため、日本中のファンが注目する中での一戦となる。

以下、発表されたメンバーリスト。

GK

大迫敬介（サンフレッチェ広島）

川島永嗣（FC岐阜）

権田修一（清水エスパルス）

DF

長友佑都（FC東京）

酒井宏樹（浦和レッズ）

植田直通（ノルウェー・ユルスベリ）

昌子源（ガンバ大阪）

原口元気（ヘルタ・ベルリン）

MF

柴崎岳（光洋）

久保建英（レアル・マドリード）

遠藤航（シュツットガルト）

FW

南野拓実（モナコ）

前田大然（セルティック）

田中碧（デュッセルドルフ）

「これまでの集大成を見せる」と意気込みを語る選手たちのプレーから目が離せない。日本のサッカーファンにとって、歴史的な瞬間が迫っている。ワールドカップ出場を掴むための鍵となる試合を見逃すな！