士路市議会の議員辞職願決議を可決 兵庫知事選で何度も不適切な投稿 | 毎日新聞

2025-03-26

著者: 海斗

兵庫県士路市議会は26日、髙見千鶴市議によるSNS(ネット交流サービス)での不適切な投稿を受け、議員辞職願を可決しました。この決議は、髙見市議が2024年11月以降に投票を予定している知事選に向けて体調を理由に議会を休むとの報告を受けた上で行われました。

髙見市議は、自民党議員であった2021年1月に行われた県知事選について「県警の内部で特定候補を応援するように通達されていた」と投稿し、それに対する市民からの反発が強まりました。また、この投稿は事実無根であるとされ、適切な調査が必要とされました。

市議会は、髙見市議が不適切な投稿を行ったことに対する調査委員会を設置することを決定した上で、「議員報酬を受け取る資格がない」として辞職願を可決するに至りました。髙見市議は辞職後も知事選への関与は続けるのか注目されています。

地元では、髙見市議の辞職を受けて自民党に対する信頼が揺らいでおり、今後の選挙結果にも影響を及ぼす可能性があると言われています。市民の声は「信頼できる議員が必要だ」と強調されています。

このような問題が発生する中で、政界の透明性や議員の責任について改めて考えるべき時期に来ていると言えるでしょう。特にSNSの使用について慎重になるべきとの意見が多く、今後の議員活動にも影響を与えそうです。