石破茂氏「状況は極めて厳しい」 議院選、情勢の厳しさ吐露 | 毎日新聞

2024-10-12

著者: 裕美

石破茂氏(自民党総裁)は12日の日本記者クラブ主催の報道会で、議院選での議席獲得目標について問われ、「状況は極めて厳しいということは、肌身でしっかりとわかっている」と発言しました。

首相は、自民党系の経済政策の失敗、さらに政府資金への不適切な支出が明らかになる中で、議席獲得には大きな厳しさが予想されると指摘。彼は「自民、公明で何としても過半数を取りたい」と述べ、役員選挙への影響も懸念して卒直に話しました。

今後の展望について、石破氏は「ここから一つでも上積みできるよう、真剣な思いで頑張っている。全力で取り組む」と意気込みを見せました。自民党の内部では、最近の世論調査で議席の減少が報告されており、この不安定な状況は今後の選挙戦に直接的な影響を及ぼす可能性があります。

さらに、重要な政策としては、経済成長の戦略、少子化への対策、環境保護政策などが焦点となっており、これらの問題にどのように取り組むかが選挙の明暗を分ける重要なレベルになっています。国民の声をしっかりと受け止め、実行に移すことで信頼回復を図りたいと強調しました。

近年、自民党の支持率は低下しており、石破氏が政治の舵取りにどう立ち向かうかが注目される中、彼の言動はそのまま党内外での立ち位置を左右する大きなポイントとなるでしょう。今後の選挙に向け、党内の結束や広報戦略の見直しが求められています。