衆議院選挙の福岡19区（北九州市八幡西区など）を巡り、自民党本部からの公認を求める声が高まる中、野党が参入する可能性も浮上しています。九日、党福岡県連が実施した説明会では、参加者の多くが自民党による候補者選びに強い関心を寄せていました。

昨年実施された党員投票では、久留米市出身のA候補が大勝を収め、自民党の候補者として名乗りを上げたことが注目されています。しかし、党本部が候補者を正式に公認する前に、自民党が党員の意向を無視する可能性や、他の候補者が名乗りを上げるなどの混乱も懸念されています。

松山選対長は九日午前、自民党の候補者選びについて「党からの要請があることも留意しておく必要がある」とコメントし、党内部での調整が進んでいることを示唆しました。これにより、昨年の党員投票で強い支持を得たA候補の立場も微妙になりつつあります。

加えて、福岡19区では過去の選挙戦でも、外部からの候補者が党内候補を脅かす状況が繰り返されており、今後の選挙戦は一層の注目を集めることが予想されます。果たして、どの候補者が勝ち残るのか？今後の動向にますます目が離せません。