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首相、補正予算6213兆円超え!プライマリーバランス25年度黒字化暗雲

2024-10-15

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石破茂首相(自民党総裁)は15日、新たな経済対策の裏付けとなる2024年度補正予算を編成し、23年度補正の13兆円を上回る規模になるとの考えを示した。規模先行は必要性の薄い予算を削ぎ落とす「量ありき」に陥らないよう注意が求められている。国と地方の基礎的財政収支(プライマリーバランス、PB)の25年度黒字化の実現も遠く、恐れがある。

「国費13兆円、事業総額37兆円が昨年の補正予算だった。それを上回る大きな補正予算を国民に問...」

この背景には、国内外の経済情勢の変化がある。特にインフレの進行とグローバルな供給網の影響が、政府が直面する財政の持続可能性に影響を与えている。さらに、最近の国際情勢の不安定さは、政府の支出状況に新たな懸念をもたらしています。

最新の経済データによると、2023年度の経済成長率が予想以上に低下しており、政府は追加的な刺激策を急いで盛り込まなくてはならない状況にある。このような中での補正予算の編成は、国民からの期待と政府の計画により一層の注目が集まっている。

果たしてこの補正予算が日本経済を立て直す契機となるのか、今後の動向に注目です。