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首相「他党の指摘受けない」 選択的夫婦別姓で立民・河野氏は自民の党議終了を求める選択的夫婦別姓討論
2025-03-21
著者: 雪
石破茂首相は21日の参院予算委員会で、選択的夫婦別姓制度を導入する法案を早期に提出する意向を示しました。自民党が法案の国会採決に至らないよう要求していることに対し、「自民党のことは自民党で決める。他党の指摘を受ける必要はない」と強調しました。これは、立憲民主党の河野氏が自民党に対して選択的夫婦別姓導入に関する議論を促す発言をしたことに対する返答として発言されたものです。
河野氏は、選択的夫婦別姓の必要性を語り、「選択的夫婦別姓は、男女平等を実現するための重要なステップ」と述べ、法案の早急な制定を求めました。彼は、「国際的に見ても、日本の現状は遅れを取っている」と指摘し、女性の権利や活躍を促進するための施策としても重要であると強調しました。また、河野氏は昨年、日本の法律における選択的夫婦別姓に関する議論が進展していない状況に対し、具体的な回答が得られることを期待していると述べました。
この選択的夫婦別姓制度については、過去の議論の中でも賛否が分かれていますが、近年、女性の社会進出が進む中で、見直しの声が高まっています。特に、国際的な婚姻観や家族の在り方が多様化する中で、日本も時代に合った制度の必要性が問われています。また、男女平等の実現に向けた国際基準も指摘されており、政府としての対応が求められています。
河野氏は今後も、選択的夫婦別姓に関する議論を続け、自民党内での合意形成を図る意向を示しました。これにより、日本の家族制度が進展し、より多くの人々が自らの生活スタイルや価値観を尊重されることが期待されます。今後の動向に注目です。