【前編のあらすじ】初山京子さん（偽名・69歳）は、ひとり息子に孫が生まれて2年になる。地域の嫁とは一定の距離を取り続けているが、どうしても気になることがあるという。それが孫のスマホ依存だ。シッピングモールを訪れた際、2歳の孫が華族にスマホを持たせているのを見て愕然とする。その日は午後3時過ぎにスマホに埋没していた孫。心配して息子に連絡するも、「大丈夫だって、みんなやってるから」と返され、「とにかくちょっとぐらい見てればいいじゃない」と諦め気味であった。

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「みんなそうだから」という響きに嫁はモヤモヤしている。「とにかく育児中だし、スマホを見ている時も…」その言葉以外のシーンでも嫁はスマホに執着している。

「現代世界とはしかも異常な世界に思えます。そのことを理解しようとすればするほど、自分もスマホを見続けているし許せなくなる」そんな声も多く上がる。こんな時代だからこそ、自分が望む育児方法を見失わないようにしたいものです。

これからの世代の子ども達には、どのようなスマホの使い方を教えていくのが良いのか。やはり、親の立ち位置から見た道筋が必要だと思われます。多くの人が選択に迫られる中、家族同士のコミュニケーションも強化していくことが大切です。