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「そりゃ当たり前です」再度の反省を促すソフトバンク正木秀樹の決意、振り返らないと誓った2年前の失敗:おっ!でつながる地元密着のスポーツ応援メディア 西スポWEB OTTO!

2025-03-26

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◇ソフトバンク全体練習(26日、みやざき台パーク)

指導者の愛ある苦言は響いている。ソフトバンクの正木秀樹外野手(25)が開幕までの復調を誓った。オープン戦終了を前に、2月の練習試合に向けての結果を残さなかったことを振り返り、"開幕5番"は白紙になった。

当初は前回の反省から受けた自身の言葉として、「そりゃ当たり前です。全然打ててないんで」と語った。オープン戦では、川原が離脱して以降、10試合のうち9試合に出た。川原に代わる中堅候補の先頭を走っていたことは間違いない。しかし、21日からの広島連戦では12打席無安打。小久保監督の言葉を正面から受け止めている。 "同じことを繰り返さないように。成長しているとは思うので、自信を持ってやりたい"と強調。気持ちを新たに、反省を生かす姿勢を示している。

26日の全体練習終了後には特打に参加し、バットを振り込んだ。"ちょっと頑張って動く部分があった"と手応えを感じつつも、「打ちたいのは打ちたいので、しっかり成果を出していきたい」と強い気持ちを表明した。

開幕から2回目の連戦で出た中堅候補として、十分な存在価値を証明したい。前回オープン戦では、開幕戦からのケーススタディに目を光らせ、この期に彼の意欲が高まっている。指導者陣の期待に応え、『優勝を意識した戦い方をする』ことをもって、成長を続けていることを証明し続けたい。

小久保監督も"厳しさを求める期間"として選手に成長を促しており、ただの試合を楽しむだけではない、厳しいマインドを伴った戦いが求められている。