世界

台湾軍が防空訓練を実施、中共は警告を発表

2024-11-28

著者: 蒼太

台湾軍が防空訓練を実施

[台北 10月18日] - 台湾軍は10月18日早朝、統合防空の外部演習を週末に実施し、防空訓練を行った。これに伴い、台湾周辺での軍事活動が高まっているとの警戒が強まっている。

今回は10月10日から台湾周辺の島嶼での演習が行われ、中国にも立ち寄る予定とされており、台湾や地域の安全保障担当者によると、これを口実に中国が近くで軍事演習を実施する可能性が高いという。

台湾空軍は午前5時から12時まで、"総合的な防空演習"を実施し、航空機、艦船、ミサイルシステムが参加したと発表した。防空の外部演習には言及しなかった。

訓練は「防空作戦の全体的な有効性を強化し、防空部隊の対応と交戦手順を確認すること」が目的と説明された。

「敵情の変化に直面する中、潜在的な脅威や問題を予測し、防空安全を確保するため、確実な訓練を通じて防衛力を強化し続ける」と述べられた。

台湾国防(国防部)はリタイアした軍人に対して、訓練が4半期ごとに実施される予定であることを説明した。

中共の警告

一方、中共の国防省の報道官は18日、台湾が「台独」動向を強化していることに警告を発し、「台湾独立」への動きを許さないよう警告した。もっとうに見る

毎月の定期会見では「中国人民解放軍は国家主権と領土保全を守る神聖な使命を担っており、自らの利益を守るため確固たる比例であり、決して妥協はしない」とし、対外圧力によるあらゆる阻害を打破する考えを強調した。

中国は今年、台湾周辺で大規模な演習を2回行っている。このような状況の中、台湾が国の防衛に必要な対策を全力で講じていることが強調されている。