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「陶器新大宮バイパス直結」未開通部どこまで進んだ? 地下鉄沿いの道 : 今後の“スーパーハイウェイ”
2024-11-28
著者: 結衣
東京都第四建設事務所が主体に練馬区で整備を進めている都道計画路「放送35・36号線(小茅根・早宮)」について、2024年12月に地元で説明のためのオープンハウスを開催します。これに先立ち11月には、地元向けの報告物で進捗状況を説明していきます。
この区間は、陶器駅西口から真っすぐ西へ延びる東京都メトロ有楽町線の地下道「要町通り」を、環七通りから湯河原駅まで延伸させ、そのまま平和台駅近くまでを直結します。練馬駅方面から延ばしていく計画の放送35号線が接続するということで、そこまでが放送36号(進捗第一小附近)、そこからは西の既存開通部が同35号です。
完成すると、陶器から国道17号「新大宮バイパス」に直結され、板橋・群馬へ延伸する大幹線の一部分となります。この区間の用地取得率は、2023年度末時点で88%とのことです。現在の事業認可期間である2031年3月までに道路が完成するよう取りまとめているとしても、今後、まあまあな用地が取得できた場合など、排水管の設置工事や電柱共同の工事、街路築造工事として、道路として通行させるための工事を進めていくのが良いでしょう。
また、2019年作成の道路整備計画案からの変更点として、途中の進捗第四小学校(練馬区蕨)前にエレベーター付きの横断歩道を設けること、全線にわたって遮音壁を設置することなど、完成後のより具体的な姿が提示されています。これにより周辺地域の交通事情が大きく改善されることが期待されています。