テクノロジー

テスラの人型ロボット、イベント中に従業員が遠隔操作-関係者

2024-10-15

著者:

全自動運転車(FSD)システムを提供しているテスラが、先日ロサンゼルス近郊で開催したイベント「ウィー、ロボット(We, Robot)」で、テスラの従業員が人型ロボット「オプティマス」の試作機の一部機能を遠隔操作していたことが明らかになった。関係者によると、このデモの背後には、同時に参加していた他の従業員とのオプティマスとのやり取りが期待されていたという。

一方で、オプティマスの試作機は、人工知能(AI)を活用して外部からの操作が可能になることが示されていた。そのため、従業員に特別な知識がなくても遠隔で操作可能であることが分かる。

テスラの担当者は、「今後も様々な機能が追加され、より多くの場面で活躍できるように開発を進めている」と語った。

ある参加者は、イベント後にソーシャルメディアでオプティマスに注目する人々が増えてきていると報告しており、これが今後の商業展開に繋がる可能性があるという。

また、情報によれば、テスラは現在この技術を商業利用のために特許出願中であり、来年度中に製品化を目指すと言われている。