スポーツ
同僚FWストン・フンミンに人種差別的発言のMFパタンクール、7試合の出場停止処分
2024-11-18
著者: 陽斗
トッテナムに所属するウルガイ代表MFロドリゴ・パタンクールが、人種差別的な発言により、7試合の出場停止処分を受けた。
パタンクールは、2023年6月に母国ウルグアイの代表戦に出場した際、試合後のインタビューでFWソン・フンミンに対して不適切な表現を用いたとされる。「ソン(ソン・フンミン)は同じような顔をしているから、なんとかなるんじゃないか」と発言し、このコメントがSNSを通じて拡散された結果、問題視されることとなった。
その後、パタンクールはトッテナムのチームメートであるFWソン・フンミンとの関係悪化が報じられ、両者の絆が影響を受けた。ソンが「特別なことはない」とコメントしたと伝えられているが、内心は複雑な思いであると考えられる。
FA(イングランドサッカー協会)は、パタンクールの発言に対して厳正なる処分を下し、レギュレーションE3に違反したとして、7試合の出場停止を決定した。発表によれば、「不適切な発言に対し、我々は容赦しない」とのこと。
現在、パタンクールはその出場停止処分を受けており、10万ポンド(約1,950万ウィン)相当の罰金も科せられている。彼の出場停止は、公式戦全体に影響を与えるため、トッテナムにとって大きな痛手となるだろう。
なお、7試合の出場停止処分はイングランド国内リーグで適用され、よって欧州大会への出場には影響を及ぼさないが、今後の動向が注目される。サッカー界を取り巻く人種差別問題が再び焦点となる中、パタンクールは責任を果たし、改心を示すことが求められる。