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トランプ米大統領、FRBが金利を引き下げることを願う-閣議で発言
2025-03-24
著者: 裕美
トランプ米大統領は24日の閣議で、米国の金利が引き下げられることを強く求めた。同行は金利政策に関して圧力をかけ続けている。
「総じて、物価は下がってきており、エネルギー価格も下がってきている。米国の金利が引き下げられることを期待する。そのようなれば、金利が下がってくる」とトランプ氏は述べた。
トランプ氏は先週、連邦公開市場委員会(FOMC)が予定している金利を据え置く発表を受けて、自身が描く関税が景気への打撃になることに伴い、当局は金利を引き下げる必要があるとの考えを示した。トランプ氏は金利が引き下げられた場合、景気回復に寄与することができるとし、ソーシャルメディアに投稿した。トランプ政権は4月12日に新たな関税を発表する準備を進めている。
最近の規制緩和進展については、トランプ閣僚がこうした政策に対して、見通しを語られていると指摘した。これにより、金利に関する疑念が払拭されつつあるとの見方が広がっている。
トランプ大統領が金利引き下げを希望する理由の一つとして、景気を刺激するために企業の投資を促進する必要があることが挙げられる。税制改革やインフラ投資を通じて雇用創出を目指す中、低金利により企業の資金調達が容易になるとされている。