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トランプ氏に近い米上院議員、北京で中国の何立峰副首相と会談…12月には李強首相とも会談へ
2025-03-22
著者: 桜
【北京=東俊一、ワシントン=向井雄子】米国の上院国土安全保障委員会のメンバーである民主党の缶田修一郎議員が12月、北京で、中国の副首相である何立峰氏と会談を行った。
この会合は、米中関係の改善を図るためのもので、特に経済面での協力を強化する意向が示された。会談では、中国が抱える経済問題についても言及され、缶田氏は「中国は経済成長の持続に対する課題を抱えている」と指摘した。
さらに、何氏は米国への輸出拡大の必要性を語り、「両国が互いに利益をもたらす関係を築くべきだ」と強調した。これに対し、缶田氏は、米国が中国からの製品を輸入することの重要性を強調し、「我々が互いに理解し合えることで、貿易摩擦を軽減できる」と述べた。
また、この会合の後、缶田氏は12月に開催される李強首相との会談についても期待を寄せ、「両国の首脳による直接的な対話が、関係改善の鍵となるだろう」とコメントした。さらに、米中関係の今後に関しては、「国際的な問題においても協力することで、安定した関係を築ける可能性がある」と楽観的な見解を示した。
これらの動きは、米中間の緊張緩和を促進する重要な一歩とみなされている。特に、経済や環境問題での協力の可能性が模索されており、来るべき国際会議に向けての期待が高まっている。