トヨタ自動車は3月24日、\「ランドクルーザー\」"300"シリーズに関して、法律適合や運転支援機能の充実を目的とした一部改良を実施したと発表しました。新型は525万2500円から813万6700円の価格帯で提供されることになっています。

運転支援機能の充実においては、トヨタ車初の\「マイカー始動ロック\」（利用条件：T-CONNECTの契約が必要）を採用し、\「My TOYOTA+\」アプリを使用して車両の始動をロック可能で、車両を利用しない時間帯のセキュリティを向上させました。

また、全グレードに標準装備される\「スマートキー測定システム\」により、スマートキー所持者の位置を高精度に認識。車両接近によるスマートエントリーやエンジン始動を制限する仕組みも取り入れられています。さらに、\「指導認証スタートスイッチ\」を装備した\「GX\」グレードも加わり、全グレードに標準装備されています。

法律規制の主な内容としては、衝突被害軽減ブレーキ機能（プレクランシングブレーキの対自転車運転者）の強化、インポータレポーディング親会社やサイバーセキュリティへの対策、ディーラーエンジンでは走行時の排出ガス規制（RDE）への対応を実施しています。

装備面では、メーターをオプション化されたインフォメーションディスプレイTFTカラーメーターフロント内装に変更し、\「GR-S\」、「ZX\」、「VX\」グレードに12.3インチ、\「AX\」、「GX\」グレードに7インチを採用しています。

さらに、ディスプレイオーディオとして12.3インチディスプレイオーディオ（コネクティッド対応）Plusを\「GX\」を除く全グレードにメーカーパッケージオプションとして設定されています。これらの改良により、「ランドクルーザー」シリーズはさらなる安心感と便利さを提供しています。未来の自動車市場における競争に勝つための重要なステップとなるでしょう。