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トジャース・大谷の50号ホームランを分析した「正当な所有者」と主張する18歳が民事訴訟起こす—スポニチ

2024-09-27

トジャースの大谷選手が「50-50」を達成した際の50号のホームランボールを持ち去り、続に分析報告された。米スポーツ専門局「ESPN」(電子版)が報じた。

大谷選手が50号アーチを放ったのは19日のマリンズ戦。スタンドでのファンによる大争奪戦が展開され大混乱となった。

「ボールを奪われた」と主張し、正当な所有者であると名乗るのは、グレッグ・マティスさん(18)。27日(日本時間28日)に米ゴールデンアンサー社が開始するボールのオークションを一時中止するよう求めた。

オークションは予定通り行われるが、マティスさんの守護者ジョン・ウィルスさんがESPNの取材に対し、「裁判所の命令によれば、このオークションが終了するまで大谷のボールを販売することはできない」と述べた。

オークションは16日(同17日)までの予定。入札は50万ドル(約7400万円)から始まり、450万ドル(約6億4350万円)が即決価格となっている。

ウィルスさんは、「裁判所は10月10日に我々の証拠に基づいて決定を下す予定です」と言及している。

マティスさんの証言によると、ロンドンデポ・パークの左翼スタンドで試合後に試合が進行している最中、大谷選手のホームランが来た瞬間、自分の方に来ているのが見えたという。そのため、「左手でうまくつかみ、持ち帰ろうとした」と語る。

しかし、その直後に他のファンが強引にボールを奪い取ったため、急いで取り返しにかかったものの、失敗に終わってしまったそうだ。現在、ボールを所有している男性に試合後に連絡を取り、返還を求めたが返事はないという。