【完全版】バスケ男子日本代表の渡辺雄太が八村塁とドライブHCの“奮闘”に言及
2024-11-28
著者: 愛子
11月28日、渡辺雄太(B1千葉ジェッツ)が都内でのイベント後に自らメディアの前に立ち、日本バスケットボール代表(FIBAランキング21位)のトム・ホーバスヘッドコーチと八村塁(NBAロサンゼルス・レイカーズ)との間に起きている問題について、その背景と自身の見解を語った。
日本人史上2人目のNBAプレーヤーとして、世界最高峰の舞台で6年間プレーした実績を持つ渡辺氏は、日本バスケ界を取り巻く最近の報道について、約16分間にわたり自らの思いを述べた。
先日、様々な問題が報じられ、渡辺選手が懸念を表明する形で、その言葉をノーカットで全文掲載する。
ここにいる人は全員知っているかと思いますが、(八村)塁が前回の試合後に発言して、それ自体は良いとして、方向に行ってしまっているなと。全てが全て、僕が言ったこととは違った。測定が測定を呼んで事実と異なることが報道されていたり、ちょっと個が攻撃されるようなことがあったりしているなと思っています。
まぁ、ここまで来たら隠しようもないと思うが、八村選手とトム・ホーバスHCの関係性があまり良いわけではないという現実があって、それ以外で僕が良いと思ったことを最後に少しでも述べさせてもらったら、それが自分の考えで、感情を述べてもらえたらなと思っています。
もっとも、ここまで来たら隠しようもないなと思うけれども、八村選手に関しても僕自身調整を図ってきた選手と関わってきたつもりがあるし、今後彼がもっといいものであればと思う。特に八村選手が語るには、オリンピックの時には『今回のオリンピックはオリンピックの劣化版だと思う』という言葉がある。それがどのような形になるかはわからないが、今後どのような形で続いていくかは注目したいと思う。
さらに、最近のFIBAワールドカップでの日本チームの実績についても触れ、成長の過程や次の挑戦に向けた意気込みを示した。"オリンピックに向けてどう挑むのか"という問いには、自分のプレーを見つめ直したり、内部の結束を高めたりしていくという返答が返ってきた。
とても多くの人が集まっているなと思うが、(八村網)子の言葉もあり、僕たち日本代表選手としても何かしら発信していかなければ進歩しないし、現状維持をするだけでなく、成長していくことが大事だと考えている。特に、次のオリンピックに向けてはもうすでにスタートしていると感じていて、その為に何ができるかをどうやって見出すかが今後の課題となるだろう。
これからも、選手たちは国内外において互いに切磋琢磨し、またファンやメディアの皆さんにもその過程での成長を見守っていただけたらと思っております。