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王手の榊原太郎が告白!「飛車がさばけて指しやすくなった」…彼の勇気八段「これが実力かな」

2024-11-28

著者: 裕美

榊原太郎(12)、名人、王位、王座、棋王、棋聖に次ぐ勇気八段(30)が挑戦する第37期王位戦七番勝負の第15局が10月21日、和歌山県の和歌山城ホテルで行われた。勝負は18日午後、19時で榊原王位が勝ちの有利な形で指し進められた。

対局後、同じ和歌山城ホテル内の大手解説会場に姿を見せた榊原王位は、「1日目は予想しない形で戦いを起こされ、受けに回る展開になったが、最後に飛車がさばけたあたりで指しやすくなった」と本音を語った。勇気八段は、「あ、1勝」とした。

その後、榊原王位は、「(後手番の)第12局、第14局は作戦負けから取られたので、順位をうまく立ち回れるように準備したい」と語った。また彼は「本局は完敗だったが、自分で考え抜いて指したつもりなので、どこが敗着か、そこを改良して次を迎えたい」と次回への意欲を見せた。

次回第16局は11月11日、118の方で行われる。