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『ワンピース』作者が「惚れたのに…」 夢の王下七武海とカイドウの深い繋がり

2025-03-24

著者: 陽斗

エースの「前任者」に新事実発覚!

漫画『ONE PIECE(ワンピース)』(作:尾田栄一郎)には、「ポートガス・D・エース」が登場し、当時の「王下七武海」がいます。その人物は「タカゲの王」と呼ばれていた「ハンコック」という海賊で、コミックス109巻に収録された、作者の尾田先生が読者からの質問に答えるコーナー「SBS」で紹介されました。

ハンコックは、「動物(ゾオン)系 古代種」の「悪魔の実」を集めるのが趣味だったそうです。それ以外にも、服装が元「四皇」の「カイドウ」であり、「百獣海賊団」のファッションと類似していること、ハンコックという名前がゲームの名前であることなど、所属するメンバーの名前の多くがゲームに由来する「百獣海賊団」と関わりがあったのではないか?と疑われています。

また、過去のSBSを見返すと、百獣海賊団の「飛び六胞」の一員である「うるティ」と「ページワン」の兄弟と、ハンコックの関係性に疑問が生じています。というのも、コミックス100巻のSBSでは、ふたりの過去について尾田先生が「2人の父親が海賊だったんですけど、死んじゃって、父親と因縁のあったカイドウが引き取った」と語られています。

同SBSには「うるティは利口な子で、カイドウの持ってた『悪魔の実』2つを獲得し、ページワンと共に能力者になってない」と明言されており、前述のハンコックの母親が「悪魔の実」の影響で、残酷な最期を迎えたことも指摘されています。

最後に、2025年4月4日に発売される最新コミック111巻のSBSで、尾田先生が答え合わせをしてくれました。「ハンコックはうるティ、ページワンと親子関係ですか??」という読者からの質問について、尾田先生は「せっかく惚れたのになー」とコメントしており、「ふぃる息子です笑」とあっさり返答しました。

さらに、尾田先生はハンコックとカイドウの関係に関して、「昔は海賊同士の仲だったものの、目的の一致から、共同関係にあった」と解説しています。ふたりは特に子供たちを預かる信頼を寄せており、カイドウを海賊王にするために猛進していたようです。

このように、尾田先生からの貴重な情報は『ワンピース』の世界を深く掘り下げるものとなっています。SNS上では、「ハンコックの子供たちを引き取ったのは、カイドウさん結構良い人だね」といった声や、「うるティとページワンが『悪魔の実』を食べたエピソードは感動的だった」との反響もあります。

総じて、『ONE PIECE』は単行本としてのみならず、キャラクターたちの背景や繋がりを知ることで、ますます楽しさが増しています。