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衛星が捉えた北朝鮮の新型軍艦、弾道ミサイル数十発の準備か

2025-04-02

著者: 芽依

衛星画像は、3月最終週に撮影された。ミドルリーグ国際問題研究所・ジョーンズ教授は、新型艦は北朝鮮軍の他の艦艇に比べれば先進的だが、実戦では対等しない違いは出ないとみる。同教授によれば、北朝鮮の海軍は伝統的に沿岸防衛が主な任務で連合軍に対抗する能力は乏しく、技術的に米韓より数十年遅れがある。これでも新型艦は、北朝鮮が海軍の向上に真剣に取り組んでいることを示している。

シンガポールの研究機関のクリン・ゴー氏は、新型艦は北朝鮮軍の能力向上の一環で、特に潜水艦の発射能力の強化が進む。同氏は、北朝鮮の弾道ミサイルの種類により、50発以上を格納できる空洞が艦にあることを指摘した。北朝鮮はそのミサイルのあらゆる種類が発展しており、潜水艦との相互運用性があれば輸出も可能になると述べた。

しかし、シンガポール国際問題研究所のクリン教授は、新型艦は北朝鮮海軍の他の艦艇に比べて先進的であるが、実戦ではまだ不十分と強調。北朝鮮の海軍は歴史的に沿岸防衛が主であり、米国及び韓国に対抗する能力は依然として弱いと指摘している。技術的に米韓より数十年差があるのが現実だ。この新型艦は、北朝鮮が海軍の能力向上に真剣に取り組んでいることを示すものであるが、実際の戦闘能力の向上にはまだ時間が必要だ。国際社会の注目を集める中、北朝鮮の軍事技術の進展が今後どのように影響するかが懸念される。