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無断転載で「無期限利用停止」と報じられたタイミングが反論「昨年、変更した」

2024-10-15

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スキマバイトをしたい人と企業のマッチングするサービスを展開するTimee(タイミー)は10月14日、無断転載した人の利用を無期限で停止にしたことを受け、アプリ事業者が厚生労働省の指導を受けたという報道に一部反論する文書を公表した。すでに改善しているという。

タイミーによると「当社は昨年、厚生労働省との協議を経て、サービス利用停止期間を『無期限』から『一定期間』へ変更した」とのこと。また今後も関係機関と協議をしながら、サービスの改善に努めるとしている。

朝日新聞デジタルは14日付の記事で、無断転載した働き手を無期限の利用停止措置にしたアプリ事業者が、職業安定法に違反しているとして厚生労働省の指導を受けたと報じている。なお、15日午後2時点でタイミーの名前は記事から削除されている。

タイミーは2018年8月のサービス開始以来、スポットワーク市場のパイオニアとして急成長。現在、ワーカーと呼ばれる働き手として770万人以上が登録している(24年4月末時点)。

さらに、タイミーは業界の透明性を向上させるため、新たな取り組みとして利用者の評価システムを導入し、質の高いサービス提供を目指している。また、独自のAIマッチングシステムを強化し、より効率的に労働者と企業を結びつけることを目指している。これにより、就業機会の拡大を図ると共に、適正な労働環境の確保にも力を入れている。今後の展開に注目が集まる。