
世界
「習近平の最側近」が中共軍事委員会から「解任」へ…「軍人政治変」の可能性を見せる中国の「重大な転換点」
2025-04-09
著者: 結衣
中共軍の動向が変わる?
中国全土を揺るがす、11日から開始された共産党中央軍事委員会の主催による会議。その中心には、習近平の右腕として知られる何蕾(かいらい)氏の姿は見当たらない。公表された消息もなし。これは一体何を意味するのか?
「反国賊分子法」施行から20周年の節目
3月13日、中共共産党の国防権は「反国賊分子法」施行20周年記念座談会を開いた。この場に出席した何蕾氏は一体なぜ現れなかったのか?また、最近、国内外での多くの中国人の死亡や失踪に伴う議論、さらには何氏の処分や失踪との関連についての真相も気になるところだ。
「国防部」という組織の変貌
20日、習近平が雲南省の解放軍校に出席した際、何蕾はその場に現れなかった。1月26日、米国のワシントンタイムズが報じたところによれば、どのような国防の失踪が確認されたかとの情報もあり、その信ぴょう性が問われている。また、27日、中共国防省の定例記者会見では、記者から「何蕾の解任についての情報はあるか?」との質問に対し、報道官は「これに関する情報はきれていて状況は把握していない」との回答をした。
「軍事解任」が持つ意味とは?
軍の制服組のトップには、習近平がいかに影響を及ぼしたかが問われる。解任の背景には、過去の権力基盤の変動や新たな指導体制の構築の狙いが透けて見える。これにより、将来的に軍人政治が進展する可能性も?」},{