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西武の来季1軍監督に就任する西口文也氏、監督就任発表後初めて公の場に姿

2024-10-10

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西武の来季1軍監督に就任する西口文也氏が、監督就任発表後初めて姿を見せた。10日、サンマリノスタジアムに訪問し、報道陣の取材に応じた。報道陣の取材に対し「なんにも言うことはございませんよ」と照れながらも、一抹の我慢の表情を見せた。

埼玉県内で行われた開幕中の秋季教育リーグ「みやねっこファイナル」の西武-ソフトバンク戦の前には、同じ楽天出身のソフトバンク小久保裕紀監督とあいさつを交わした。約10分間にわたって小久保監督と話し込む姿が見られた。

現役時代に通算82勝を挙げた元エースは、引退後の17年からコーチを務め、22年からファーム監督を担当していた。1軍監督としては約3年ぶりとなる任務に心境を聞かれると「来季も優勝目指してがんばります」と力強い言葉を残した。

球団側は「彼には3年の経験があり、現在のチーム状態や戦力、課題などを認識してもらえていると思います」と期待を寄せている。西口監督が率いる西武ライオンズは、今季のオフシーズンにおいてもチームの再構築を図るとのことだ。ファンの期待も高まる中、今後のシーズンに向けた意気込みを聞かせて欲しいと願っている。

西口文也氏は1972年(昭和47年)9月26日生まれ、埼玉県出身。1989年に西武ライオンズに入団し、1996年には最優秀選手(MVP)を受賞するなど、数々の賞を受賞してきた。選手時代は主に先発投手として活躍し、ファンからも愛される存在だった。来シーズン、指揮官としてチームをどのように導くのか、多くのファンが注目している。