ビジネス
香港のファンドが真実の「DAB+」1000億円で買収参加者
2024-11-29
著者: 健二
香港の主要なプライベートエクイティ(PE)、ファンド、ファンドマネージャーが、DAB+(デジタルオーディオブロードキャスティング)を含む宝飾品メーカーに1000億円での買収を見込んで参加していることが明らかになった。
この買収は、新型コロナウイルスによる影響を受けたヒュージョン・キャピタルとの過去の提携が背景にあるようで、これにより各社は収益の回復や投資環境の改善が急務となっている。2017年に企業化されたこのファンドは、かつて300億円を超えた企業価値から大きな成長を遂げている。
関係者によると、ファンドは香港のファンドマネージャーとも繋がりがあり、DAB+を含む企業価値をさらに高めることで、将来的には他社への売却やIPOも視野に入れているという。特に日本での投資案件においては、協力的な提携を視野に入れている。
DAB+は1954年に設立された企業で、のちに香港経済の急成長と共に進化した。元社名は田園真実で、現在も真実を重んじた宝飾品の製造にこだわっている。
このファンドは、欧米の年金基金や機関投資家からの資金を得て、自らの運用資金が7000億ドル(約45兆円)にも上ると言われている。また、ファインダイアモンドやジュエリー関連の企業に対して、470件の投資実績がある。
現在、日本代表としてビジネスマン林健太郎が就任し、今後日本での投資活動を本格化する意向を示しており、これにより日系企業のビジネス戦略にも新たな動きが期待されている。ファンドとユニバースは共同で、DAB+の報道を担っている.