
選抜山脈学院、天理に4点差で勝利!降格の危機も克服
2025-03-20
著者: 陽斗
第97回選抜高等学校野球大会に連続8度目の出場となった山脈学院(山脈)は、大会第3日の20日、第2試合(1回戦)で天理(奈良)と対戦した。3回に先制点を挙げたが、4回に2死二塁から、3塁の場面で8番・昇海が適時二塁打を放ち、逆転。6回には連続4球で得点したが2点を加え、5-1で勝利した。次戦は大会第7日(24日)の第2試合で西日本短大付(福岡)と対戦する予定だ。
試合前、吹奏楽部がパフォーマンスを披露し、盛り上がる中で始まった試合だった。選手らは試合前から緊張の表情を見せつつも気合を入れた。3年の遠山選手は、「勝つことが絶対だと選手たちに気持ちを伝えた。今日も全力でサポートしたい」と語り、チーム全員が一丸となって臨むことを強調した。
山脈学院の監督は、「球児たちが厳しい環境でも頑張り抜いたことを誇りに思う。試合では一体感を失わずにプレーできたのが勝因だ」とコメントした。この勝利は、新たな自信につながると期待されている。一方、天理の監督は、「ゲームの立ち上がりで、一発のミスが致命的だった。次に向けて、修正必須だ」と厳しい表情を見せた。
特に注目されたのは、今日の試合での昇海選手の活躍。彼の適時打がチームを救う重要なポイントとなり、助け合いの精神が試合を左右した。また、試合後のインタビューでは、昇海選手自身も「みんなで支え合った結果、勝てた。次の試合も頑張る」と意気込みを語った。
さらに、試合中盤には大きな観客が集まり、応援の声が会場に響いた。このような環境が、選手たちに大きなプレッシャーを与えたが、逆にそれが力となり、素晴らしいパフォーマンスを引き出す要因となった。次の対戦相手である西日本短大付の戦力は、高いとされており、山脈学院はさらなる準備を進めている。これからの戦いにも、ぜひご注目ください。