
角田裕毅、レッドブル戦略決定との報道—ホンダ後援ばかり…F1日本GPより現状優者フェルスタッペンのチームメイトに
2025-03-25
著者: 陽斗
レッドブル・レーシングが前例のないドラいバー人事を断行した可能性が浮上している。果たして2戦でライバル・ローソンを交代させ、レッドブル・フルスティントの新たなチームメイトに指名したと、オランダ有力紙「De Telegraaf」やフランスの有料テレビ局「Canal+」が報じた。この決定は、3月25日(土)にバイトで開催されたレッドブル上層部のトップ会議において正式に下されたと伝えられている。
会議には、タイ人の大株主チャルム・ユーヤーや、エンジン供給元であるホンダの関係者も出席していたとされ、ホンダによる「数百万ドル」の金銭的支援が決断を後押しした可能性も指摘されている。今週中にもアナウンスが行われる見込みだが、特にフェルスタッペンの支援を受けたことで、レッドブルの内情に精通している「De Telegraaf」は、今回の報道に一定の信憑性があると伝えている。
角田に関しては、2021年のF1デビュー以来、母国日本での走行チャンスを得ることが一つの願望でもある。しかし、その舞台となる日本GPでは、ドライバーとしての実力を証明する最後の機会となることが予想されている。
現在、レッドブルは両ドライバーの成績で見ればトップチームらしい強さを見せているが、その一方で過去の契約の見直しを迫られる状況にもある。特に、今年のフルシーズンでは4シーズンにわたって達成された「合計1600万ユーロ」の問題があり、2024年シーズン終了以降に新たなシート喪失の可能性が取りざたされ続けている。
さらに、角田は昨年3回のポイントフィニッシュを記録しており、今シーズンも低迷する状況の中でその実力を試され政治的な駆け引きの中に置かれている。来週の日本GPで果たしてどのようなレースを展開するのか、多くのファンが注目を寄せている。
一方で、次回の会合では自身の契約更新やチーム方針に関する話が進むことが確実視されており、今後のF1シーンに向けて見逃せない展開が続くと考えられる。レッドブル及びホンダの戦略が、角田選手に新たな道を切り開くことができるのか、引き続き注視していく必要がある。