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ヤクルト・青木宣親、ラスト神宮で「1番・中堅」現役生活21年の締めくくりは2355日ぶり安打

2024-10-01

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今季限りでの現役引退を表明しているプロ野球界最年長のヤクルト・青木宣親外野手(42)が1日、神宮外苑で行われた全体練習に参加した。自身の引退試合となる2日の東京ヤクルトスワローズ対中日ドラゴンズに向けた全体練習に臨み、「1番・中堅」で先発出場することが明かされた。

青木は2018年4月22日のDeNA戦以来、2355日ぶりの安打を記録し、21年間の現役生活を締めくくろうとしている。彼は時に冗談交じりに「何か久しぶりだよね、やっぱ。」(打撃投手の)三段と(佐藤)彰に今日も投げてもらってる。彼らには毎日投げてもらってた。これもラストになってるんだな」と語った。

また、青木は「何か特別にあって欲しいです。捨て札ももらったので」と、引退を控えた心境を率直に明かした。

今後の展望について語った青木は「これからも自分の成長を登っていきたい。敵は自分自身かなと思います。どんどん高みを目指して行きたい」と述べた。特に、次代を担う若手選手たちに向けて、成長の過程を大切にしてほしいとエールを送る一方で、青木自身も過去の経験を生かし、今後の人生をより良いものにしていくことを誓った。

青木は、「もう一度、ホームランを打ちたい。自分の思い出に残るような打撃をしたい」と目を輝かせた。引退試合では、ファンの温かい声援に支えられながら、全力でプレーする姿を見せることを誓った。最後の舞台、神宮球場での活躍が期待されている。