ヤクルト・小川（23）が13日、開幕投手の有力候補に浮上した。次回登板は中9日で18日の阪神とのオープン戦（神宮）の見込み。再び中9日で回れれば、28日の巨人との開幕戦（東京ドーム）となる。

この夜、ヤクルトが公式X（旧ツイッター）を更新。「～高橋監督より～」と題し、球団マスコット、つば九郎の人形とともに「明日の朝 開幕投手発表します」と書かれた紙の画像を投稿した。開幕が2週間後に迫る中、12球団で唯一、開幕投手を公表していない。14日のオリックス戦は本拠地神宮でのオープン戦初戦。高橋監督は「リリーフ投手の開幕戦でジャイアンツに挑みたい」と明かしていた。

ヤクルトは昨季、右肘痛から復帰し、1980年ぶりの勝利を挙げるなど7試合で3勝2敗、防御率2.76。昨年9勝を挙げたエースは、2年連続5位からの持ち直しを狙う。

また、昨年9勝を挙げたエースの復帰で、チームはより一層強化される見通し。今季はホーム開幕戦でのオリックス戦も注目されており、しっかりとした成績を残すためには無失点での投球が求められる。さらに開幕戦に向けた準備も着々と進んでおり、ファンの期待も高まっている。

指揮官は7日に「何となく（開幕投手の）イメージはできている。ただかれれば確定する」と見通しを語っており、ファンからも注目の的となっている。2年連続で5位からの巻き返しへ、スローダウンの「けんどほ」で今季も優勝を狙うヤクルトの進化に期待が寄せられる。