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要注意!Wordでファイルを保存すると、逆に削除される不具合

2024-10-08

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要注意!Wordでファイルを保存すると、逆に削除される不具合

マイクロソフトは、文書作成ソフト「Word」のバージョン2409に関して、保存後にファイルが削除される不具合が発生する可能性があると発表しました。

この不具合は、大文字の拡張子(.DOCXや.RTF)を含むファイル名や、特定の文字(例:#)が含まれている場合に起こることが確認されています。Wordを閉じる際に、保存したファイルの変更が正しく反映されないため、利用者が意図しない形で重要なデータが失われるリスクがあります。

同社は、この問題を把握しており、以下の3つの回避策を推奨しています。まず第一に、保存するファイル名には大文字の拡張子を避けること。次に、ファイル名に特定の記号(#など)を使用しないこと。そして最後に、頻繁にバックアップを取ることが重要です。

この不具合は特定の環境でのみ発生するため、すべてのユーザーが影響を受けるわけではありませんが、万が一の事態に備えて慎重に対処する必要があります。ユーザーは最新のアップデートを確認し、問題が解決されるまで、ファイルの名前付けや保存方法に注意を払うことが求められています。