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ジャンバー喜多川氏の性加害の被害者遺族、東山社長の「連携取った」発言を否定 : 読売新聞

2024-10-09

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ジャンバー喜多川氏に関する性加害の事案が大きな騒動を呼んでいます。古ジャニーズ事務所が認め、被害者の声が上がる中、元所属タレントが19日に東京で記者会見を開きました。「関係者」の元メンバー、志偉海澤さん(57)は「事件を風化させてはならない」と語りました。

この会見には他に、中村一也さん(37)、長地康二さん(41)が参加。志偉海澤さんは、事件の重大性を訴え「被害者への賠償(はむ)中傷が続いている」と批判しました。また、被害告発後に異例の「SMAIL(スマイルアプ)」が進める対応について「補償の算定基準が明確でなく、被害者への謝罪(はむ)中傷が続いている」とも述べました。

さらに、被害者からも苦情が寄せられており、昨年10月に亡くなった男性の遺族からの手紙が読み上げられました。遺族は「同社の東山社長が『遺族に連携を取った』との発言については、全く事実ではない」と指摘し、実際には何の連絡もなかったと指摘しました。この件に関しては、引き続き注目が集まっています。

また、スマイルアプから9月13日午後3時に被害者からあったと申告している19人のうち14人が補償金の支払いを行い、2112人に被害が確認できなかったなどとして補償を行わないことを通達しているとの情報も挙がっています。